UXSandwich

熊澤宏起 1984年生まれ 株式会社ARCHECO UX/UIデザイン シニアコンサルタント

UXデザインと聞くと吐き気がする

またまたお久しぶりになってしまいました。

気まぐれUXブロガー熊澤です。笑。

もう5月になるんですね〜。今年も半年が過ぎようとしている。。。早いもんです。

 

さて。最近UXデザインに対して日に日に拒否反応を起こす人が増えているなと感じます。UXデザインという言葉を使わないようにしている人も増えてきている。

なんか、だんだんとUXデザインがネガティブな印象になって来ているんじゃないかって思う節もありますね。寂しいなー。

確かに、イベントなどに行くとUXデザインがひとり歩きしていると僕も感じます。

UXデザインの定義が曖昧になってきているのも事実。

このご時世、インターネットを使えばゴロゴロと情報は転がっていますからまぁ無理もないです。

それに、UX/UIデザインのエバンジェリストがホラを吹きまくっているせいもある。

今日言いたいのはUXデザインはサービス、プロダクトを作る上ではやり欠かせないということ。

UXデザインは今も主流だし、これからも形は変われど本質的な考え方は変わらない。

UXデザインに古いも新しいもないんです。

強いて言うならば、テクノロジーによって時代が進化し、環境の変化によって日常生活のあり方が自然と変わって来ていることにより、新しい価値観が産声を上げてきているのは事実。その日々の変化にこそ、新しいUXがあり、ツールとしてUIが存在してきている。

ただ、進化への価値観とライフスタイルの価値観は別物。

例えて言うならば、僕はタバコを吸います。

僕はオールドスクールなものが好きなので、iQOSには全く興味を持たない。

体に悪かろうが、僕はタバコを吸い続ける。フィルターは絶対茶色。

これはただの個人的な拘りでファッションの一部に過ぎなくて、明日気が変わるかもしれない。

オールドスクールなものがカッコいい

ニュースクールなものがカッコいい

人はそれぞれ個人的な価値観を持っています。個人的に抱く趣味趣向に対する価値観は流動的に変化する価値になり、その人が持つ素質につながっていきます。UXデザインにおいてはこの素質はとても大事。

逆に、効果・効率・成長のような「プロセスのあるもの」に、人の意思決定は複雑な条件反射が働くため、メンタルモデルを使うことで普遍的な価値や行動パターンをある程度予測することができます。

人間は小さな目的をつなぎ合わせながら生きる生き物。

それらを見極め、分析し、心の奥の奥までネガティブな要素もポジティブな要素も深掘りし続けていくこと。UXデザインは小さな点と点を繋ぎ合わせる地道な作業です。

でも、サービスやプロダクトの向こう側にいるユーザのことをちゃんと考えれば、自ずと答えは見えてくるはず。UXデザインの基本はとことんユーザを理解していくことです。

ちゃんとユーザを理解しようとする人はUXデザインは必ずできるので大丈夫です。

環境の変化と、人間が本質的に持っている様々な要素を掛け合わせると面白いUXデザインができそうですね。 

 

意識が飛びそうなのでこの辺で。笑 

また気が向いたら書きます。

ちなみに、僕はUXデザインと聞くとモチベーションが上がります。笑

人が好きだからかな!

吐き気がするほど〜ロマンチックだぜ〜!

これが言いたかっただけかもしれない。笑

では!